相場予想の反省と今後

1/1に下記のように予想しました。

①米国の金融政策は1回か2回利上げをしたあとは打ち止め。

②①だとすると、米国の長期金利は今より上がることはなく、少し下がると考えた方が良い。

③①②合わせて考えると米国のイールドカーブは株式市場にそれほど悪い影響を与えるとは思えない。2018とは違う。

④米国のリセッション入りは2020。株はそれを今先取りに行っている。米株は、もう下げ幅的には十分なので、今年は基本横ばいのつまらない相場になると予想。日本株も基本同じ。

ここまでのところ、円安だし、株高だし、外れています。一つ一つみていきます。

まず①、米国連銀が利上げをどんどん続けることは難しいというのは予想通り。ただし、市場が利上げゼロまで織り込んでいるのは行き過ぎ。次の動きが利下げではなく、利上げだということがわかったところで、株価は動揺する。②は①とともに外れ。③は書いていることは当たっているのだが、こんなに連銀が市場フレンドリーになるとは思っていなかった。④については、引続き同じ見通しなので、今の株価は高い。今後は下がると予想。ただ、足元の予想以上の中国の急減速はそれほど続かず、年後半持ち直す。これは株価にプラス。水準的には今より下。動きは下がった後、少し戻す見通し。